くも膜下出血。。。その4

Uncategorized

こんにちは、あきちさです。

先日のこと、くも膜下出血による頭痛で入院しました。

病名は可逆性脳血管症候群。。。

はっきりと決まったわけではないそうですが、

症状から、この病名の可能性が高いとのことでした。

これは個人的な記録です。

私と同じ症状がある方、発症してしまって不安な方、一緒に情報を共有できればと思い、ここに綴ろうと思います。。。

検査の後、病室へ。。。

4人部屋の窓側。。。

他に患者さんはおばあちゃんが2人。。。

腕には点滴がつながっているし、なにもすることがない。。。

そもそも歩き回ったら怒られそうだし。。。

とにかく安静にしとく方が良さそうだな。。。

とベッドに横になっていました。。。

病室にきて血圧を下げる薬をすぐに服用したおかげで、

酷い頭痛もなくトイレに行く時も発作もなく、穏やかに時間が過ぎて行きました。。。

夫さんはというと、どんな荷物がいるのか電話で確認してくれながらかき集め、

夕方には届けてくれました。

その日はシャワーはできず。。。

ただただ、現実味がないままぼーっと過ごしました。。。

薬のおかげで血圧がかなり安定しているようで、

二日目の朝、起きてすぐに起こっていた激しい頭痛もありませんでした。

私的には、すごく安心しました。。。

もう、あの痛みは来ないかも。。。

と希望が出てきたからです。

その日は日曜日で、追加の検査もなく、ゆっくり過ごしました。。。

月曜日、朝から首(頚椎)のエコーと24時間付けっ放しの心電図を開始。。。

このせいでシャワーには今日と明日は入れない事態に。。。

このころの頭痛は首の後ろと後頭部にくるぞわぞわした感覚、

そのせいで肩をすくめているせいか肩こりがひどくなっているくらい。。。

この数日、酷い頭痛から解放されて、一安心。。。

と思っていたんです。。。

が、そうでもなかったみたいで、また頭痛に襲われることに。。。

それは二日ぶりのシャワーでおきました。

入浴準備も整い、シャワーのお湯を頭にかけ始めて間もなくのことでした。。。

後頭部のぞわぞわが激しくなった?

と思うや否やあの激しい頭痛とみぞおちの痛みが襲ってきたのです!!!

とにかくうずくまり、背中にシャワーをあてながら

このままシャワーのお湯で体を温めればやりすごせそうか。。。

それとも呼び出しボタンを押そうか。。。

葛藤するも、

よく考えたら、二日ぶりのシャワー。。。

そして、何も着ていないというこの状況。。。

意識がなければ色々考えずに済むところなんでしょうが、

なんせ、意識ははっきりしているので、恥を捨てきれず。。。

痛みが少し収まったタイミングで、頭と体を素早く洗い、(もはや根性。。。)

体を拭き、衣服もきて、帰る支度を済ませてから看護師さんを呼びました。。。

(こういう時ってどこまで自分を捨てられるかが、

長生きできるかどうかに関わるのかもしれませんね。。。

のちに友達から怒られました。。。)

すぐに車椅子を用意され、病室へ。。。

油断したな。。。と反省しつつ、病室で寝ることに。。。

痛みも落ち着いた頃、髪が濡れていたことを思い出し、

看護師さんからドライヤーを借りて乾かし終わった頃。。。

最初にリハビリの先生が訪ねて来られました。

その先生は理学療法士の方で、

ちょっとしたテストをされました。

脳の働きで不具合がないかを確認するテストです。。。

片足で立てるか、文字が認識できるか、他人が言う言葉を聞き取れているか、

それをおうむ返しできるか、少しの間記憶することができるか。。。

など、視覚、聴覚、触覚、などに関する簡単な脳機能のテストです。

正直、後遺症はかなり気になっているところだったので、

テストは緊張しましたが、このテストは無事にパスすることができました。

先生曰く、次の日からはリハビリが本格化するとのことで、

脳機能に関してももっと詳しく見てもらえるとのことでした。

後遺症は見た目では判断できないので、かなり不安なところ。。。

自覚症状がないだけ、ということもあり得るので、

自己観察もしながら、リハビリに専念せねば、と思いました。。。

その日は作業療法士の先生も来られて少し廊下を歩くことができました。

マスクをしているせいか、息が苦しく、

酸欠しているのか、足元がふわふわしていました。

それまで、お茶やお湯をもらいに談話室まで歩いて行っていました。

その時もふわふわしてる感覚があったように感じてはいたんですが、

あまりにも近いので、ちゃんと自覚ができていなかったんだと気付きました。。。

廊下を少し歩くごとに血圧を測って。。。

を繰り返しました。。。

そこで気づいたこと。。。

リハビリが終わってしばらくするとやたらトイレへ行く回数が増えました。。。

この数日、食べて寝るだけの生活だった私。。。

自分の感覚的には普通だったんですが、体の中に水を溜め込んでいたんです。

人は歩かないと排尿しない。。。

つまり浮腫みに直結しているという事実。。。

このことを実体験で確認したんです。。。

トイレの回数が倍に増え、足や手のむくみがみるみる収まってきました。

それと、大きいほうに関しても気づいたことが。。。

この頭痛の症状が始まるまで、自分の人生の中でかなり快便だったんです。

朝起きて、最初のおトイレでするりと出るなんてこともしょっちゅうで。。。

でも、後々考えてみたら、

痛みが出た日から、ずっと出ていなかったんです。。。

食欲はあったので、ずっと普通に食べていたのに。。。

なんだか、体が脳を守るために

いきむのようなことをしないように意識的に止めていた。。。

そんな感じでした。。。

現に、一週間ほど便意がありませんでした。。。

少しずつですが便通も再開、その頃には脳内の出血は止まっている状況でした。

人間の体って本当によく作られていますね。。。

ほんと、感心するしかない。。。

次の日、恐怖のシャワーは浴室を先に温めたら、痛むことなく済ませられました。

そして、残念なことに、24時間心電図が機械不良のためデータが取れておらず、

やり直すことに。。。

これにより、次の日のシャワーはなしが決定。。。

私的にはやっぱり、入らないと気持ちが落ち着かないんですよね。。。

リハビリは理学療法士さんと作業療法士さんによる身体機能のリハビリ。

廊下を歩いたり、軽いスクワットや爪先立ちをしたり。

身体のこわばり(特に肩と首)を改善するためにマッサージをしてもらいました。

そして、一番気になっていた言語聴覚士さんによる高次機能検査が始まりました。

高次機能検査、うけたことありますか??

もうね、受けながら考えることをやめたくなっちゃうレベルのことをさせられるんですよね。。。

最初に言われたのが、

最後までできないテストなので、

もしできなくても落ち込まなくてもいいですからね!

と、する前からたくさん励まされ。。。

もう、ドキドキしながら受けることに。。。

テストの内容は、

図を見て同じものはどれ?的なもの。

図のかけらを探すゲーム的なもの。

図と同じになるようにブロックを並べ替える的な作業。。。

などなど、視覚的なものでした。。。

私は元々こういうゲームが結構好きなので、思いの外全部解くことができました!

最後のブロック問題では先生に対し、

もう、考えるのやめたくなってきた!とかなんとかかなり文句言ってましたが。。。

だってね、ブロックの数が多いんですよ。。。

問題見ただけで、解くのをまず拒否したくなるレベルですよ。。。

まあそんな中、頭の中で葛藤しながらもなんとか解き終わることができました。。。

先生には、

とっても良い成績でびっくりしてます!

と、とっても褒めていただきました!

先生曰く、今まで何千人とみてきたけど、

歴代のトップ3に入るほど成績がよかったとのこと。

40過ぎて入院して、こんなに褒められる日が来るなんて。。。

人生捨てたもんじゃないね。。。

続く。。。

 引用元:David MarkによるPixabayからの画像

コメント

タイトルとURLをコピーしました